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一級建築士試験

スタッフの粟島です。

今日は私の体験を交えながら一級建築士試験を御紹介いたします。

一級建築士試験というのは、建築士法に基づく国家試験です。

これに合格すると日本にある全ての建築物は設計できるという建設業界では最高峰の資格です。

試験は二段階に分かれ、まず一次試験(学科試験)が夏に行われ、
その合格者のみが秋に行われる二次試験(製図試験)に進めます。
その両方とも合格したものに与えられる資格こそが一級建築士となるわけです。

去年は、一次試験 25,395人中合格が4,653人
二次試験 9,460人中合格が3,825人でした。

※数がおかしいのは一次試験合格者には、その年も含めて3年間製図試験をうけることができるためです。

資格学校が何校かあり、そこに仕事をしながら通って資格取得を目指す人が多いと思います。
費用も時間もかなり費やします。

試験前になると朝9時から夜の23時すぎまで学校に居ることもしばしば。。。

なかなか厳しい試験です。

学科試験の場合は模擬試験等で自分の相対的な位置が分かるので勉強しやすいのですが、

製図試験にはそれがないので勉強しづらかったです。

私は去年学科はなんとか通ったのですが、

製図試験がだめでした。。。

製図のほうが自信はあったのですが残念です。

しっかりと建物を設計できたと思ったのですが残念です。

ちなみに製図試験の課題は毎年異なり

H22年 小都市に建つ美術館
H23年 介護老人保健施設
H24年 地域図書館
H25年 大学のセミナーハウス
H26年 温浴施設のある「道の駅」

てな感じです。
一級建築士は不特定多数の人が使用する建物が課題となります。

今年も先週から製図試験の勉強がついに始まりました。

書いて書いて書きまくります。

最初の授業だったのですが、朝の10時から終わったのが夜の8時ぐらいでした。
久しぶりの授業だったのでつらかったです。
これからは毎週授業があります。

死ぬ気で合格を目指したいと思います。

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