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建築士の卵。 将来の夢。

本日、午後。
息子くん、専門学校の体験授業へ行く予定。
その前に、製図板の使い方を特訓中。
息子にとって、初めて描く「1本の線」。夢への第一歩です。

この製図板は、私が1級建築士試験の際に使用した物。
懐かしい~~~。
まだまだ現役で使えます。何だかとっても愛おしい。

今では手書きで図面を書くことはありません。
私がこの仕事に就いた頃は、まだまだ手書きの時代でした。
いくらCADが主流になっても、「手書き」の重要性を忘れてはいけないと思っています。
「手書き」の図面が汚い人は、CAD図面も汚い。
出来上がった建物も「作品」ですが、それに至るまでの「図面」も立派な「作品」だという思いでお仕事をさせていただいております。

忙し過ぎて沢山寂しい思いをさせてしまった幼少期。
その頃は、息子が建築のお仕事を目指すことになるとは思っていませんでした。
私の「楽しい」という思いが伝わっていたのなら、ちょっと嬉しいなぁと思います。

ちなみに、息子の初めての作品はこんな物でした。

まさかの「猫」!!!