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煙突の話。

粟島です。

今日は、クリスマスイブ。
今頃サンタさんは世界中で大忙しでしょう。

今日はサンタさんの玄関口でもある煙突についてのお話です。

サンタクロースはクリスマスに煙突から部屋に入り、子供達にプレゼントを渡しますよね。
この煙突にも実は日本でもちゃんとした法律があります。

屋根よりも60センチ以上高くつくりなさい。

とか、

中は燃えないものでつくりなさいとかさまざまあります。

よかったら建築基準法施行令115条に載っていますのでサンタさんに本格的にきてほしいご家庭はぜひ基準法を見ながら煙突を作ってみてください。 笑

アンパンマンに登場するパン工場の薪釜の場合には防火区画も必要になります。
その他内装も不燃で作ったりいろいろと規定はでできますが。。。

そもそも煙突の高さが高いほど、排出ガス中に含まれる大気汚染物質濃度は、地表に到達するまでに拡散されるため、汚染濃度が低下します。

そのために煙突が必要になります。

そのため、よく排出する火力発電所なんかが高い大きな煙突が必要になります。

もっとも世界中で高い煙突は、カザフスタンの発電所の煙突で、419.7mだそうです。

USJのハリーポッターのエリアにもたくさんの煙突がならんでおり、なかなか煙突はおしゃれだなーと思います。

煙突のある大きな薪ストーブのあるお宅や薪釜のあるパン屋さんなんかも設計してみたいものです。