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気遣い。おもいやり。(息子の成長)

気遣い。おもいやり。
嬉しい出来事。

昨日、島根の寮まで息子を迎えに行きました。
往復620キロ、休憩を挿んで約9時間。
ここ数日かなり寝不足な上に、
前日は急ぎの仕事でまともな睡眠がとれないままのロングドライブ。
今日も一日中なんだかんだと大忙し。
夜にはフラフラ・・・・・、強烈な睡魔が・・・・・。

お散歩いかなきゃ・・・・・と言いながら、ワンコの傍で寝落ち。
すると息子が、「勇、待ってるで。散歩行こう!!」と一緒にお散歩へ。
どうにか散歩を済ませ、帰ってきたらまたまた寝落ち・・・・。
暫くして、キッチンから水の音がして目が覚めた。
私:「何してんの!?」
息子:「え?洗い物」
私が気付いた時には全部終わっていました。
洗った食器は、水切り籠に綺麗に並べられていました。

こういう何気ない気遣いが本当に嬉しい。

寮では、掃除・洗濯・洗い物は全て自分。
「一人分でも大変やのに、毎日家族分やってるってすごいよな」
寮に入ってから、こんなことを言ってくれるようになりました。

帰省する度に、何気ない行動・言動に心の成長を感じます。
親元を離れ、独り寮生活。
“人”に恵まれ、2年と1学期を無事に過ごせました。
もの凄く貴重な経験ができたと思っています。
人との関りが薄れている時代。
でもやはり “人”を成長させてくれるのは“人”なのだ と再認識させられました。

息子が何故島根の学校に入学できたかというと、「島根留学」という制度を利用したからです。
島根県は全国でも群を抜いて、県外生の受け入れに力を入れています。
公立高校でも寮が充実していて、地域の方々との連携も手厚い。
安心して送り出すことができる、とても良いシステムです。

あっという間に3年生。
あとは、進路が決定すれば一段落です。